TOEIC®対策:相互代名詞のコース

相互代名詞は、二人以上の人や物の間で行われる相互的な行為を示すために使われます。英語では、相互代名詞は2つしかありません:each other と one another です。
each other と one another はいつ使う?
相互代名詞は通常、動詞の後ろに置かれます。これら2つの代名詞は役割が同じで、多くの場合入れ替えて使えますが、伝統的には以下のような区別があります:
- each other は2人または2つの物について話すときに使います。
- Anna and Tom love each other.
(アンナとトムはお互いを愛しています)
- Anna and Tom love each other.
- one another は3人以上または3つ以上の物について話すときに使います。
- The team members respect one another.
(チームのメンバーは互いを尊敬しています)
- The team members respect one another.
しかし、現代英語ではこの区別はほとんど守られておらず、each other がすべての状況でよく使われます。
相互代名詞で所有を表すには?
相互代名詞の後に 「's」 を付けて所有を表すことができます。
- We looked at each other's phones.
(私たちはお互いの携帯電話を見ました) - They borrowed one another's books.
(彼らは互いに本を貸し借りしました)
相互代名詞と再帰代名詞の違い
相互代名詞と再帰代名詞を混同しないことが重要です。
- 相互代名詞は相互的な行為を表します。
- They talk to each other every day. => (相互的な行為)
(彼らは毎日お互いに話します)
- They talk to each other every day. => (相互的な行為)
- 再帰代名詞は自分自身に対する行為を示します。
- He talks to himself in the mirror. => (自分自身への行為)
(彼は鏡の中で自分自身に話しかけます)
- He talks to himself in the mirror. => (自分自身への行為)
さらに詳しく知りたい方は、再帰代名詞に関するコースはこちらをご覧ください
まとめ
相互代名詞である each other と one another は、二人以上の人や物の間での相互的な行為を表します。伝統的には関わる人数によって使い分けられていましたが、現代英語ではほぼ同じ意味で使われます。動詞の後ろに置かれ、's を付けて所有を表すこともできます。再帰代名詞(自分自身への行為を示すもの)と混同しないように注意しましょう。