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TOEIC®対策 禁止を表す助動詞のコース

top-students.comの教師が黒板とチョークで英語の禁止を説明しています。このコースはTOEIC®試験で優秀な成績を目指すための専門TOEIC®コースです。

TOEIC®の準備をする際、企業規則、安全指示、従業員への指導など、禁止事項制限事項を明確に表現できることは非常に重要です。本コースでは、英語で禁止を表すための各種助動詞について解説します。

1. 厳格な禁止を表す「Must not」

**「Must not」(または「mustn't」)は、厳格かつ明示的な禁止を表現する際に使用します。「絶対にしてはいけない」という強い必要性を強調します。一般的に、「mustn’t」**はフォーマルな場面で使われます。

他の純粋な助動詞と同様に、「must not」現在形のみで使われます。他の時制で禁止を表す場合は、**「not allowed to」「forbidden to」**などの表現を使います。

「Do not have to」と混同しないように!

**「must not」「do not have to」**は全く異なる意味を持つため、混同しないよう注意してください。

TOEIC®本番では、これらの表現が使われる文脈に特に注意してください。指示や会話で「forbidden」や「optional」などのキーワードがあれば、それが禁止か義務の有無かを見極めるヒントになります。

2. 禁止を表す「Cannot」

「Cannot」(または「can’t」)禁止を表しますが、「mustn’t」よりもやや口語的でフォーマル度が低いニュアンスです。日常会話や普通の場面では、**「can’t」**の方がよく使われます。

他の純粋な助動詞と同様、「cannot」現在形のみで使用可能です。過去形での禁止は**「could not」、その他の時制では「not able to」**を使います。

3. 丁寧な禁止を表す「May not」

「May not」禁止許可の拒否丁寧かつ公式な方法で表現します。**「cannot」「must not」**よりもフォーマルで、規則や指示において何かが許可されていないことを示す際に使われます。

**「May not」**は、日本語で言えば「〜してはならない(公式に許可されていない)」に近い表現です。

他の純粋な助動詞と同じく、「may not」現在形のみです。他の時制で禁止を表す場合は、**「not permitted to」**などを使用します。

4. あらゆる時制で禁止を表す「Not allowed to」と「Not permitted to」

一般的に、**「not allowed to」「not permitted to」**の2つの表現は、他の禁止を表す助動詞(現在形のみ)を使えない場合(例えば過去・未来など)に使います。

これら2つの表現は、何かがはっきりと許可されていないことを示し、公式や規則的な文脈で使われることが多いです。

時制Not allowed toNot permitted to
現在Employees are not allowed to smoke here.
(従業員はここで喫煙することは許可されていません)
Visitors are not permitted to enter this area.
(訪問者はこの区域に入ることを許可されていません)
過去She was not allowed to attend the meeting.
(彼女は会議に出席することを許可されませんでした)
He was not permitted to access the files.
(彼はファイルにアクセスすることを許可されませんでした)
未来You will not be allowed to enter without a badge.
(バッジがないと入場できません)
Students will not be permitted to bring food into the library.
(学生は図書館に飲食物を持ち込むことは許可されません)
現在完了She has not been allowed to work from home.
(彼女は在宅勤務を許可されていません)
He has not been permitted to share the report.
(彼はレポートを共有することを許可されていません)

5. 形式的な禁止を表す「Forbidden to」と「Prohibited to」

「not allowed to」「not permitted to」と同様に、「forbidden to」「prohibited to」全ての時制で禁止を表せます。

ただし、これらの表現は非常にフォーマルで、規則書法律・公式書類などでよく使われます。禁止の意味合いが強く、違反した場合の罰則が暗示されることもあります。

6. 禁止に近い警告を表す「Should not」

「Should not」(または「shouldn’t」)は、厳密には禁止を表す助動詞ではなく、「〜しない方が良い」という強い助言を示します。

状況によっては、間接的な禁止重大な注意喚起として解釈される場合もあります。安全指示や職場の推奨事項などでよく使われます。

結論

TOEIC®攻略には、禁止表現を使いこなすことが不可欠です。職場の規則や安全指示、企業方針は、ビジネス英語のテキストや会話で頻繁に登場します。

禁止を表す助動詞のまとめ

助動詞・構文禁止の根拠(出所)禁止の強さ例文
Must not公式または内部の権限(例:企業規則)非常に強い(厳格な禁止)Employees must not share their passwords.
(従業員はパスワードを共有してはいけません)
Cannot不可能・ルール(多くは非公式)強い(must notより口語的)You cannot park here.
(ここに駐車してはいけません)
May not公式な場面での許可の拒否強い(非常にフォーマル・丁寧)Visitors may not enter this area without permission.
(許可なしでこの区域に入ってはいけません)
Not allowed to公式または内部の権限(明確な指示)中~強You are not allowed to use your phone during the meeting.
(会議中に携帯電話を使うことは許可されていません)
Not permitted to公式・法的な権限非常に強い(フォーマル)Employees are not permitted to work remotely.
(在宅勤務は許可されていません)
Forbidden to公式機関による厳格な禁止非常に強い(フォーマル・強調)Residents are forbidden to play loud music after 10 p.m.
(住民は22時以降に大音量で音楽を流すことは禁止されています)
Prohibited from法律や公式な規則非常に強い(フォーマル・法的)The public is prohibited from entering the restricted zone.
(一般の人は立入禁止区域に入ることは禁止されています)
Should not助言や警告(多くは結果に関する)中(禁止より弱く、間接的)You should not leave your computer unlocked.
(コンピューターをロックせずに放置しない方が良いです)

禁止を表す助動詞のポイント

  1. 主要な禁止表現:
    • Must not厳格かつ公式な禁止を示す。
    • Cannotはやや口語的で、日常的な文脈で使われる。
    • May not非常にフォーマルで、丁寧に公式な禁止を伝える状況に適する。
  2. 代替構文:
    • Not allowed toNot permitted to明確な禁止を表す際に、職場や公式文脈でよく使われる。
    • Forbidden toProhibited from厳格で法的または規則的な禁止を強調。
    • Should not強い助言や警告であり、厳格な禁止より柔らかい表現。
  3. 時制との関係:
    • 助動詞(must not, cannot, may not)は現在形に限定。
    • Not allowed toNot permitted toなどの構文は過去、未来、その他の時制(現在進行形、過去完了など)にも使える。
  4. 文脈に応じて使い分ける:
    • Must notCannotは、口語的な場面や日常の会話で適切。
    • May notNot permitted toProhibited fromは、公式やフォーマルな場面で適切。
  5. よくある間違い:
    • must not(禁止)とdo not have to(義務なし)を混同しないこと。
    • 助動詞は過去・未来形にはできないので、was not allowed towill not be permitted toなどの構文を使うこと。

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